「科学で獲れない馬券はない」と豪語する頭脳集団が競馬を徹底解析。
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- 第44回フローラS「三つ巴のオークスTRカギを握るのは開幕週の高速馬場」
今週は東西で3つの重賞が行われる。その中でもデータ攻略の要素が強そうなレースはフローラS。特に今年は波乱の香りがするだけに積極的に狙っていきたい。
波乱のポイントは「開幕週」であることと、「オークスTR」であることの2つ。前者はこれから詳しく解析していくが、まず後者の「オークスTR」という部分である。このレースで3着までに入れば、オークスへの扉を開くことができる。当然陣営もここを勝負レースとして仕上げてくるが、問題は馬の実力である。
一生に一度しか出走できないオークス。それだけに、明らかに力不足の馬でもこのレースに使ってくるケースがある。また、馬自体には重賞級の能力がありながら、距離が合わないという馬も出馬してくるから厄介なのである。
つまり、2000mを超えるような距離では戦えないはずの馬でも出走してくる可能性があるということになり、馬の適正と実力が入り交じった、非常に混沌としたレースになるのである。このレースを攻略するには、開幕週である
ということを忘れてはいけない。
長い直線に騙されるのは
ファンだけではなく騎手も同じ
東京の開幕週にはある偏った特長が存在する。それが「逃げ・先行」が圧倒的な数字を残すという特長である。下の表をご覧頂こう。これは昨年の2回東京開幕週に行われた、芝レースの脚質別の成績である。これを見ればどれだけ先行馬に有利なのかが分かると思う。ではなぜこんなに極端な数字が残るのか?
◆2008年 2回東京開幕週の芝レース 脚質別成績
これは東京の直線が非常に大きな影響を及ぼしている。東京コースの直線は525.9mと非常に長い。しかも高低差2.7mという坂も存在する。ここまで2開催続いた中山コースとはかなり形状を異にする。この直線のおかげで、馬券は「差し・追い込み馬」を中心に売れる。中山では届かなかった馬も、東京なら届くであろうという考え方である。
しかし、東京の開幕週、特にこの春の開幕は先行馬が強い。つまりそれだけ芝状態が良好なのだ。冬や秋の開催とは違い、この時期は芝の根付きも良く、まさに「緑のじゅうたん」状態になる。それだけ走りやすければ、先行馬もなかなか止まらない。
加えて「東京は直線は長いし、坂もあるから追い出しはギリギリまで
ガマンしないと…」という騎手心理も大きく影響してくる。結果仕掛けが遅れて勝ちきれない馬が続出するのだ。
では本題のレース予想に入る。
ここまで書いてくればお気づきだろうが、末一辺倒勝負のミクロコスモスは無印にする。ここで後方から差しきるようであれば、それこそ「打倒ブエナビスタ」と堂々と名乗りを上げることになる。恐らく上位人気間違いナシ。馬券的な妙味を考えれば、消しの一択である。
上位人気におされそうな中ではハシッテホシーノが安定株か。2400mで牡馬を負かしており、距離適正は疑いようがない。またスッと好位に付けられる脚も魅力。この馬を本命とする。
対抗はミモザ賞2着のピースエンブレム。ミモザ賞勝ち馬のラークキャッスルが穴人気になりそうだが、差し・追い込みタイプのラークキャッスルより、開幕週に合いそうなのはむしろこちらと見る。
続く推奨馬はワイドサファイヤ、前走は牡馬相手に0.3秒差の勝負。牝馬限定のここは地力が違う。
他に気になるのが距離伸びて見直しが必要なリュエシオル、人気になりそうなディアジーナを抑えておきたいところか。
以上を踏まえて今週の買い目が決定!
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