競馬用語辞典

【あ】  【か】  【さ】  【た】  【な】  【は】  【ま】  【や】  【ら】  【わ】

| |

【や】

やく【焼く】

焼烙治療といわれている馬の治療法のこと。馬のお灸と思えばよい。筋肉、骨膜、関節等の炎症(腱炎、腱鞘炎、飛節内腫、骨瘤、関節炎)で薬物療法などで治らない慢性的なものに効果がある。馬の体表に火熱を応用して急性充血を起こさせ、その刺激、消炎作用などにより治癒させる。患部によって白金製の数種の形の先端を取り替え、電気によって熱したものを主に点状に一定の間隔をおいてあてて、真皮膚を突き抜けないように焼く療法で3日から1週間の間隔をおいて、5、6回が常識とされている。パドックで注意して見ると、ときどき膝の下に点々と焼いた跡を見ることがある。

やね【屋根】

騎手のこと。別称に鞍上(あんじょう)、乗り役ともいう。

ヤマキズ

馬が育成時に負った傷のこと。競走馬となってからその傷跡が残っている場合、そう呼ぶ。

やらず

勝つ気もなくレースに出走すること。

【ゆ】

ゆうどうば【誘導馬】

パドックから本馬場まで競走馬の先頭に立って各馬を誘導する馬。誘導馬は競走馬から引退した、外見の美しい白馬が乗馬としての調教を受け、務めている場合が多い。

ゆるむ

病気などで調教を休み、馬体の調子などが下がっていること。脚元に熱があったので休ませたら、ゆるんだ」などという。

ゆるめる

馬が不調に陥った時になど、調教を休み、休養を与えること。

【よ】

よそうや【予想屋】

馬の状態等をよく見て、競馬の予想をする人のこと。主催者公認のファンのアドバイザーである。

よたくりょう【予託料】

馬主が調教師に馬の管理育成、調教を委託した時の預け賃、預託料は1ヶ月約20万円ぐらいだがいろいろ経費がかかるので、馬を1頭もつと月に20~30万円くらい必要である。

よめ【夜目】

馬の肢の前膊部(人に比較するば手首と肘の間)の内面及び飛節の内後面に附着する褐色の塊をいう。栂指が退化したと言われている。馬には必ずある。学名は附蝉といい、蝉が木にとまっている姿に似ているところから出たといわれる。この夜目については諸説がある。馬は元来は五指をもつ動物であった。この原始の馬が進化の途上、栂指及び小指を必要としないことで失い現在では、中指のみで体を支えている。人差し指、薬指は管部に、痕跡となって残っている。

よれる

レース中、直線で急激に内または外に斜行すること。「ささる」「ふくれる」はどっちらかというと気性的問題とされているのに対し、「よれる」という言葉は、一杯になって脚どりがしっかりしなくなった時に使われる場合が多い。