【小倉記念】セニョーラ、東からの刺客 2010/07/28 09:13
東の夏女が意欲の参戦だ。七夕賞2着のアルコセニョーラは、シリーズVへの道を模索した結果、関東馬では04年以来となる参戦を決めた。重賞での実績が集まるように、得意にしているシーズンで出来は上々。08年は3位、09年は7位に敗れており、シリーズ制圧への思いも強い。3度目の正直をグッと引き寄せるため、小倉でポイント加算を狙っている。
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厳しいローテは百も承知だ。それでも、リスクを背負わずに最高の結果は得られない。「七夕賞の1、3着馬も今回は出る。やっぱり、優勝するには3戦使う必要があると思う」と畠山助手。サマーシリーズはポイントを加算するシステムだけに、基本的には数をこなした方が有利。ここ2年の覇者は、全5戦中3戦を消化していた事実がある。優勝のためには小倉遠征が必要と判断した。
04年のシルクサンライズ(8着)を最後に関東馬の出走はなく、シリーズ創設後の06年以降では初めて。小倉への約20時間に及ぶ輸送の影響を考慮し、関東馬は参戦を避ける傾向にあった。「確かに新潟記念(第5戦)を考えると、不安はあるよ。でも、いい状態をキープできている。体調が悪かったら使わない。輸送もいろいろな場所へ行っているから大丈夫」。遠征の根底には状態の良さがあり、輸送もクリア可能との見方を示した。
例年、夏場に調子を上げる。ここ2年の七夕賞で2着、08年新潟記念Vなど重賞での好走は大半が夏場だ。「年齢的なものが不安だったけど、まだまだやれる感じだよね。冬は結果が良くないから“燃え尽きたのかな”と思っていても、夏は走る。暑くなると、体が良くなってくる」と畠山助手も驚くほどの走りを見せてきた。猛暑もむしろプラスにすら思える。
サマー2000シリーズは08年が3位、09年は7位。3度目の正直という思いは強い。「2年連続で何点か負けている。今回は何とかしたい。人気馬が暑さで(やられる)ってときに、彼女が頑張ってくれたらね」と畠山重師。意欲の西下を決めた関東の夏女が、小倉をより一層盛り上げる。
提供:デイリースポーツ
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