【チューリップ賞】アパパネ及第点 2010/03/04 09:17
2歳女王が今年初めてターフに登場する。今回も“栗東留学”で挑むアパパネは3日、坂路で上々の動きを披露。3カ月ぶりであくまで桜花賞(4月11日・阪神)が狙いだが、G1勝ちの地力を見せる。
◇ ◇
G1馬が格を見せつける。栗東留学中のアパパネは、坂路で4F53秒7‐38秒6‐12秒3をマーク。強めに追われたラストは伸びのあるストライドを見せ、ゴール板を射抜いた。ただ、騎乗した福田調教厩務員は辛口ジャッジだ。「動きは良かったけど、最後の1Fはモタモタした感じ。いかにも休み明けのよう。目一杯には仕上げていないので」。本番を見据えたトライアル仕様であることを強調した。
G1を勝ったあとはすぐに美浦トレセンへと戻り、運動と角馬場の調整で年を越した。年明けからはピッチを上げ、初時計が1月31日。2月18日に栗東入りしたが、栗東滞在も2度目。すっかりこの地に慣れているという。「同じ厩舎で同じ馬房。慣れるのが早かった」と仕上げ人は胸をなで下ろす。
追い切り後に量った馬体重は482キロだった。阪神JF(2着)、桜花賞(8着)と、同じように栗東留学を試みた厩舎の先輩ダノンベルベールと比較し、「カイ食いが違う。苦労なく行けるのがアパパネ」と胸を張って見せた。
未完成だったなかでのG1制覇だから、短期間でも成長がうかがえる。「体は胴が伸びて少し大きくなったかな。ピリピリするのは変わらないけど、落ち着くところは落ち着く。扱いやすいですよ」。どっしりと構える精神力に頼もしさを感じている。
桜花賞の前哨戦でどんな結果を残すのか。「無事に走ることがまず第一。でも、感じは悪くないので恥ずかしい競馬はしないでしょう。競馬に行けば走るタイプだから」。2歳女王の座に輝いた舞台で連勝街道を突き進む。
提供:デイリースポーツ
ニュース一覧





















