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【フィリーズR】ラナンキュラス、桜切符獲る 2010/03/09 09:23


PHOTO(【フィリーズR】ラナンキュラス、桜切符獲る)  「フィリーズレビュー・G2」(14日、阪神)
 名牝ファレノプシスの子ラナンキュラスが、3カ月の充電で心身ともにパワーアップ。調教でも2週続けてシャープな動きを披露し、仕上がりの良さをアピールした。昨秋は重賞で好レースを展開しながらもファンタジーSと阪神JFはともに4着。賞金不足の現状では98年に母が制した桜花賞(4月11日・阪神)へ出走することすらかなわない。夢の母子制覇を実現するため、この一戦は取りこぼせない。
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 先に行われたチューリップ賞では、1勝馬のショウリュウムーンがV。出走枠がさらにひとつ狭まったことで、ラナンキュラス陣営にピリリと張りつめた空気が流れる。だが番頭の渋田助手は出走権獲得へ自信の表情をのぞかせる。「馬がすごく良くなっていますからね。権利は外せません」ときっぱり。3カ月の休養明けとはいえ、世代トップの実力に疑いはない。
 3日の1週前追い切りでは、僚馬アンムート(3歳未勝利)を相手に楽々と先着。栗東坂路で4F52秒6‐38秒0‐12秒6をマークし、ゴール前では0秒7突き放した。渋田助手は「帰厩した当初は少し硬さが見られたけど、段々と動きが良くなってきたね。きょうが一番、納得のいく動きだった」と仕上がりの良さに満足げ。トライアルへ向けて、好感触をつかんだ。
 阪神JF4着後は、鳥取県の大山ヒルズへ。この充電が効果的だった。「寒い時季にもかかわらず、向こうでは夜間放牧に出していたみたい。そのかいあって、精神力がかなり強化された」。以前の“華奢(きゃしゃ)な牝馬”というイメージを払しょくして見せた。
 馬体もひと回り大きくなり、1週前の計量では448キロ(前走時は438キロ)を計時。「見た目はそう変わらなくても、カイバをしっかりと食べているからね。ケイコも2週続けて併せ馬でビシッとやれましたから」とインナーマッスルの強化も顕著だ。
 母は98年の桜花賞馬ファレノプシス。好位追走から直線鮮やかに抜け出し、仁川のターフを可憐に舞った。さあ、次は娘の番。夢の“母子桜花賞制覇”の偉業達成へ向けて、好発進で弾みをつけたい。その名の通り“魅力的な”走りでVをつかみ、桜候補へ堂々と名乗りを上げる。

提供:デイリースポーツ

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